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新たな習慣づくりに挑む! ワンコインランチと神宝米(かむたからまい)の支給

2023.7.5

社員食堂「はたけのキッチン」をオープンしたのは今から5年前。社員にも「健康の大切さ」「健康を支える食事の大切さ」を語り、「これは社員によろこばれるぞ」と自信満々にオープンしたにも関わらず、みんな、なかなかランチを食べに来てくれませんでした。

 

社員も、亡き父同様、コンビニランチが習慣化していたのです。別の記事で申し上げた通り、習慣を変えるのはとても難しいこと。「健康が大事だ」と頭でわかっても、行動がともなわなければ意味がありません。そこで、スタートしたのが社食の「ワンコインランチ」でした。コンビニランチとほぼ同じ値段で、明らかに美味しく健康的な食事がとれる。まずは、「お得感」を入口に、新たな健康習慣のステップを踏んでもらうことにしたのです。

 

美味しく健康的な食事が「新しい常識」になる。そうすると、自然と社員の心身は健康になっていきますし、食に対する意識も変わります。会社も、どんどん健やかになっていきました。

 

しかし、世間を見渡すと、記録的な物価高で家計に大きな影響が出ています。家計の厳しさをひとつの理由に、人々の食への無関心さが高まっている気がしてなりません。農薬を大量に使って育てた安価な野菜、手っ取り早くおなかが満たせるファストフードやカップ麺等の加工品、コンビニ商品にどうしても手が伸びてしまう。やむを得ないとは言え、食にお金が回らないと、健康な暮らしが実現しづらくなってしまいます。

 

現に、食の安心安全に対して意識が高まっている当社でも、自ら「神宝米」を購入する社員はなかなかいません。有機米の栽培は難しく、大変な手間がかかるため価格は安くありません。「神宝米」を家の食事に取り入れられたら、さらに健康になれる。そんなことは頭ではわかっています。でも……ハードルは高い。

 

そこで、社員食堂の「ワンコインランチ」と同様のファーストステップを考えました。「神宝米」を給与・賞与の一部として支給することで、美味しく安全なお米を食べる習慣づくりに取り組んでもらうことに決めました。

 

「お米をもらえるなら、もったいないから食べます」。それでいい。社員と、その家族が健康になることがゴールであり、ステップはどんなものでもいいんです。

 

「神宝米」が毎日の習慣になることで、他の場面でも選択肢が変わるはずです。これからさらに、社員が健康になるはず! と思うと、今からワクワクしています。